これからの会計や監査について

テクノロジーの変化が起こす会計や監査を考えます。

「テクノロジー」と「会計」

テクノロジーの進化が会計に及ぼす影響についての投稿です。

ひとえに会計と言っても、範囲は広いことから、会計という言葉を各分野に分解してみます。

会計基準や実務指針」「会計記帳」「会計監査」「開示書類」「会計上の判断」「事例分析」が分野として挙げられるでしょうか。

その他にもあると思いますし、切り口を変えると違う視点でも分解できると思います。

また、テクノロジーの広がり方は、一方向に動いているわけではないので、どういう視点が考えられるかを掛け合わせ、表にしてみました。

縦軸がテクノロジー、横軸が会計です。

テクノロジーに対する私の理解不足もあり、これからどの様に表の中身を埋めて行くか、このブログを続けながら、更新をしていく事にしたいと思います。

 

  会計基準 会計記帳 会計監査 開示書類 判断 事例分析
AI            
仮想通貨            
VR            
メタバース            
DAO            
IOT            
クラウド            
ブロックチェーン            
DX            
RPA          

 

 

 

 

自己紹介

監査法人で社員をしている会計士です。

昨年に公表されたChatGPTを使い、テクノロジーの進化の速度に危機感を覚えました。AIに奪われる可能性のある職業が話題に上がった時に、会計士も含まれていましたが、業界内では単なる話しのネタに過ぎなかったと思います。

しかし、ChatGPTは、単なる話しのネタではなく、危機感を募らせるに十分なパフォーマンスを、良い方向に示してくれました。

AIに関するものだけではなく、WEB3.0が企業にも広がりを見せてくるものと思います。この大きな流れの中で、まだ確立されていない会計処理や監査の視点等、少しでも示唆に富む見解を示せるようにやっていきたいと思います。